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【2026年7月】現役公務員のリアル給与明細|額面341,810円・手取り259,109円の内訳

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給与担当として現役で勤務する筆者が、自分の給与明細を毎月公開する連載の第3回です。【2026年6月】現役公務員のリアル給与明細|額面352,924円・手取り269,693円の内訳に引き続き、「① 生活防衛資金(共済貯金)→ ② NISA → ③ iDeCo」の3ステップ戦略を、毎月の実額で実証していきます。6月は住民税が新年度に切り替わる節目の月。給与担当の視点で、その仕組みも詳しく解説します。
新NISAやiDeCoによる投資方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています!

📘 この記事でわかること

  • 2026年7月の給与支給・控除・手取りの完全公開(額面341,810円・手取り259,109円/30代後半・子2人扶養・3級主任)
  • ★住民税が6月から新年度に切替。6月が「端数調整月」で他月と金額が変わる仕組みを給与担当が解説(私は月16,000円)
  • 新規採用2年目は6月から住民税の天引きがスタートする理由
  • 6月号との比較:手取りの増減と主因(時間外手当の変動)
💰 夏のボーナス(期末・勤勉手当)は別記事で公開しています
2026年6月30日(火)支給の夏の期末・勤勉手当(ボーナス)は、金額が大きく内容も濃いため、本記事とは別の「夏ボーナス特集」記事で実額を公開しています。ボーナスの計算方法は公務員のボーナス(期末・勤勉手当)の計算方法で先に確認できます。本記事は毎月の給与明細(7月21日支給)にフォーカスします。
🔒 公開・非公開のルール(連載共通)

出す情報 伏せる情報
給料表の級・号俸/標準月額報酬 自治体名・所属部署
各種手当・控除の実額 職員番号・口座番号・氏名
年代(30代後半)・子の人数 子・配偶者の名前・年齢
育児時短の利用有無 時短時間・減額の実額

【結論】2026年7月の給与の手取り

2026年7月の給与明細サマリー(7/21支給)
給与支給合計 341,810円
控除額合計 82,701円
給与の手取り 259,109円
振込額 259,109円(=手取り額)
💡 「手取り」と「振込額」 手取り=給与支給−控除。児童手当は偶数月(2/4/6/8/10/12月)の年6回支給のため、7月は支給月ではありません(次回は8月)。今月は振込額=手取り額です(夏のボーナスは別記事で公開)。

1. 筆者のプロフィール

項目 内容
年代 30代後半
家族構成 子ども2人扶養
給料表上の位置 3級(主任クラス)(行政職給料表(一))
標準月額報酬 380,000円
地域手当 4%地域
勤務形態 育児時短制度を利用中(時短減額は翌月支給で反映)
💡 ポイント:標準月額報酬は給与の「ものさし」
標準月額報酬は、共済組合に支払う掛金や受け取る年金額のベースになる重要な金額です。毎月の給料月額そのものではなく、4〜6月の平均額に基づいて9月から1年間適用される仕組み。共済掛金が 標準月額報酬 × 各料率 で正確に計算されることを、後ほど控除欄で見ていきます。

2. 給与支給の内訳|給与支給合計 341,810円(7/21支給)

項目 金額 解説
給料(本給) 282,940円 3級(主任クラス)。6月支給(291,080円)より−8,140円。育児時短の取得時間の変動が翌月支給に反映
扶養手当 26,000円 子ども2人分(1人あたり13,000円) ※2026年4月改正後の金額
地域手当 12,348円 4%地域(本給に連動するため本給の減少で微減)。
通勤手当 2,000円 自動車(6月と同額)
時間外勤務手当 18,522円 6月分の残業代(7時間) 時間外実効単価 約2,646円/時(18,522÷7)
給与支給合計 341,810円

各手当のポイント

  • 給料(本給) 282,940円:3級(主任クラス)。6月支給(291,080円)より−8,140円。育児時短の取得時間の変動が翌月支給に反映された結果です
  • 扶養手当 26,000円扶養手当の詳細 は子1人あたり13,000円(2026年4月改正後)
  • 地域手当 12,348円地域手当4%地域。本給×料率のため、本給の減少にともない−328円
  • 時間外勤務手当 18,522円(6月分7時間):公務員の時間外手当は翌月支給。7月支給分は6月の残業代です。時間外勤務手当の計算方法は別記事を参照

3. 控除の内訳|控除合計 82,701円

項目 金額 計算根拠
所得税 7,290円 源泉徴収。6月(7,820円)より減(時間外減で課税対象が縮小)
住民税 16,000円 新年度(2025年所得ベース)に切替。6月は端数調整月で7月〜翌5月は16,000円(5月までは14,000円)
共済長期掛金 34,770円 標準月額報酬380,000円 × 9.15%(厚生年金相当・前月と同額)
共済退職等掛金 2,850円 標準月額報酬 × 0.75%(前月と同額)
共済短期掛金 17,670円 標準月額報酬 × 4.65%(健康保険相当・前月と同額)
共済福祉掛金 623円 標準月額報酬 × 0.164%(前月と同額)
子ども・子育て支援金 437円 標準月額報酬 × 0.115%(前月と同額)
職員互助会費・組合費 831円 任意加入(前月と同額)
生命保険 2,230円 団体生命保険。6月と同額。5月に保障内容を見直し(4,456円→2,230円)
控除額合計 82,701円

★ 住民税が6月から「新年度」に切替|6月は”端数調整月”

特別徴収(給与天引き)の住民税は、毎年6月〜翌年5月の12回で納める仕組みです。そのため6月は新年度の1回目にあたり、金額が切り替わります。

項目 内容
課税のベース 2025年(令和7年)の所得(前年所得ベース)
徴収期間 2026年7月 〜 2027年5月(12回)
6月だけ高い理由 年税額を12等分した際の100円未満の端数を6月にまとめる「端数調整」のため、多くの自治体で6月だけ他月より高くなります
5月までとの違い 5月は旧年度(2024年所得ベース)の最終月=14,000円。6月から新額に
💡 私の2026年度の住民税(端数調整の実例)
私の新年度の住民税は 6月=16,100円/7月〜翌年5月=各16,000円。年額192,100円を12回で割った際の端数100円が6月に上乗せされ、7月からは16,000円の定額です。「6月の住民税だけ他の月より高い」のは正常で、計算ミスではありません。
🆕 新規採用2年目の方へ:6月から住民税の天引きが始まります
住民税は前年の所得に対して課税されます。採用1年目は前年の所得がない(または少ない)ため住民税はほぼゼロですが、2年目の6月から本格的に天引きが始まり、手取りが下がって見えます。「昇給したのに手取りが減った?」と驚かないよう、仕組みを知っておきましょう。
📩 「住民税が重い…」と感じたら、ふるさと納税という選択肢
毎年6月ごろ、職場で 「住民税の特別徴収税額の決定通知書」 が配布されます。今年1年間の住民税額(私は年192,100円)は、この通知書で確認できます。みなさんはもう確認されましたか?通知書を見て「住民税、重いな…」「何か節税できないかな…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

そんな方に知ってほしいのが ふるさと納税 です。
⚠️ ふるさと納税をしても、納める税金そのものが減るわけではありません。ただし、支払う税金の総額はほぼ同じまま、お米・お肉・日用品などの「返礼品」を受け取れるのが最大のメリット。実質2,000円の自己負担で返礼品がもらえる、公務員でもできる数少ない「賢い納税」です。同じ税額を納めるなら、返礼品を受け取らないと正直もったいない制度です。

👉 上限額の計算方法・公務員向けのおすすめサイトは 【公務員向け】ふるさと納税の完全ガイド で詳しく解説しています。

📝 6月に配られた「住民税決定通知書」、読みましたか?

所得・控除・ふるさと納税の反映を5分で答え合わせする方法を、noteに書きました。年末調整の出し忘れにも気づけます。

→ noteで読む(無料):6月に配られた「住民税の通知書」、読まずにしまった人へ

共済掛金は「標準月額報酬 × 料率」できれいに一致(前月と同額)

掛金種別 料率 計算 実額
共済長期掛金
(厚生年金相当)
9.15% 380,000 × 9.15% 34,770円
共済退職等掛金 0.75% 380,000 × 0.75% 2,850円
共済短期掛金
(健康保険相当)
4.65% 380,000 × 4.65% 17,670円
共済福祉掛金 0.164% 380,000 × 0.164% 623円
子ども・子育て支援金 0.115% 380,000 × 0.115% 437円
💡 共済掛金は標準月額報酬の見直しまで毎月同額
共済掛金は9月の標準報酬月額見直し(定時決定)まで毎月同じ金額です。5月と6月で共済掛金5項目が完全一致するのがその証拠(長期34,770・退職等2,850・短期17,670・福祉623・子育て437)。次回の変動は2026年9月支給分(4〜6月の平均で再計算)です。詳細は共済組合の社会保険制度を参照。

4. 給与の手取り 259,109円 の「3ステップ配分」

こちらの記事で紹介している ① 生活防衛資金(共済貯金)→ ② NISA → ③ iDeCo の3ステップに、給与の手取りを当てはめます。

ステップ 置き場 月額 備考
① 生活防衛資金 共済貯金 0円 既に生活費6か月分を確保済みのため、追加入金は停止中
② 中長期の資産形成 新NISA(クレカ積立) 100,000円 SBIコンボS&P500。つみたて投資枠の上限いっぱい
③ 老後資金の上乗せ iDeCo 20,000円 2024.12 改正後の公務員上限いっぱい。全額所得控除
④ 生活費 銀行の普通預金 139,109円 住居費・食費・カード引落等
給与の手取り 計 259,109円 給与支給 − 控除 と一致
💡 3ステップ戦略の現在地

  • ステップ① 生活防衛資金は完了済み:共済貯金で生活費6か月分を確保。暴落時もNISAを取り崩さず耐えられる
  • ステップ② NISA は月10万円のクレカ積立:つみたて投資枠(年120万円)を完全消化。SBIコンボ・S&P500
  • ステップ③ iDeCo も上限積立:2024.12 から公務員上限が月2万円に拡大、即フル活用
  • NISA・iDeCo の合計で月12万円・年144万円を非課税運用に回しています
  • 時間外が少なく手取りが下がった月でも、NISA・iDeCoの積立額は固定。生活費の枠で吸収します
📌 iDeCo 月20,000円の節税効果(私の場合)
所得税率10% + 住民税10% = 20% の帯として、年24万円 × 20% = 約4.8万円の所得税・住民税が節税できます。30年継続すると累計 約145万円 の手取り増。NISA 同様、放置するだけで効果が積み上がります。
📈 この「②NISA・③iDeCo」を、私はSBI証券で積み立てています

上の配分どおり、私は毎月の手取りからNISA(つみたて投資枠)とiDeCoを先取りで確保しています。使っているのは手数料が安く、つみたて銘柄も豊富なSBI証券。同じ「SBIコンボ」で始めたい方は、こちらからどうぞ。

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5. 2026年7月のポイント

7月の給与から、住民税が月16,000円の「平常運転」に入りました。6月だけ16,000円と100円多かったのは、年税額192,100円を12回に分割したときの端数を最初の月にまとめて徴収するルールのためです。7月から来年5月までは毎月16,000円で一定です。

また、7月は児童手当の支給月ではありません(児童手当は偶数月にまとめて支給。次回は8月です)。そのため今月は「振込額=給与の手取り額」となっています。

6. 支給日・更新スケジュール

支給日 内容
毎月 21日
(休日の場合は直前の平日)
給与支給日(6月は6/19金)
6月 30日
(休日の場合は直前の平日)
期末勤勉手当(夏のボーナス)← 別記事で特集
12月 10日
(休日の場合は直前の平日)
期末勤勉手当(冬のボーナス)
📩 本連載の更新スケジュール
給与支給日(毎月21日)以降、本連載は毎月下旬に更新予定です。給与公開カテゴリーをブックマークいただけると便利です。6月30日支給の夏のボーナス(期末・勤勉手当)は、別記事の「夏ボーナス特集」で実額を公開しています

7. 来月以降の連載予告

  • 夏ボーナス特集(別記事):6月30日支給の期末・勤勉手当の実額を完全公開
  • 7月:ボーナス後の通常月。住民税は6月の端数調整後、7月から16,000円の定額に
  • 8月:児童手当(6月分+7月分)の振込確認
  • 9月新しい標準月額報酬に切替(4〜6月平均ベース)。共済掛金が変動するタイミング
  • 11月:年末調整の注意点を解説
  • 12月:年末調整・ふるさと納税まとめ・冬のボーナス特集

8. まとめ

📝 2026年7月の振り返り

  • 給与支給 341,810円 / 控除 82,701円 / 給与の手取り 259,109円(7/21支給・前月比 −10,584円)
  • 振込額 259,109円(=手取り額・7月は児童手当の支給月ではありません)
  • 増減の主因は時間外手当の変動(6月の残業7時間分)
  • 住民税が6月から新年度に切替(6月は端数調整で16,100円/7月〜翌5月は16,000円)。7月から平常の定額に戻りました
  • 新規採用2年目は6月から住民税の天引きがスタート
  • 住民税が重いと感じたら、税金は減らないが実質2,000円で返礼品がもらえるふるさと納税も検討を
  • 共済掛金5項目(長期9.15% / 退職等0.75% / 短期4.65% / 福祉0.164% / 子ども・子育て0.115%)は前月と同額(標準月額報酬380,000円・9月見直しまで固定)
  • 3ステップ配分:NISA 10万円・iDeCo 2万円・生活防衛資金は完了済み
  • 夏のボーナス(期末・勤勉手当)は別記事で公開

給与担当として、「制度の正確な数字」で語れるブログが公務員界隈にほぼないのが現状です。この連載が、同じ階層・同じ家族構成の公務員、これから昇進する若手、転職を検討中の民間の方の参考になれば嬉しいです。
夏のボーナス(期末・勤勉手当)の実額は、別記事「夏ボーナス特集」で公開しています。

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給与から天引きされるお金の仕組みを理解したら、次は“増やす”番です。安定収入のある公務員は、NISAを使った長期の資産形成と相性抜群です。
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市役所15年勤務のうち給与厚生担当を5年経験。リベ大で日々マネーリテラシーを研鑽しています。現役の地方公務員・国家公務員、これから公務員を目指す皆さんに、お金・キャリア・制度に関する正しい情報をお届けすることをモットーにしています。
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